OTAKU展に行ってきました(続き)

ワタシが学生だった80年代の頃、「オタク」というイメージは今より大分悪かったように思います。今回の展示でも触れられていたように、M崎の犯罪事件が、その要因として大部分を占めていると思うけど、それ以外でも、自分自身コミケなどに行って感じた不思議な空気とかもある訳で・・・。でも今では「オタク」の地位というか、イメージが大分向上したように何故か感じるのですよね。漫画やアニメについて臆せず語る芸能人やタレントが出てきたせいか、海外で日本アニメが以前にも増して広まっているからか、コミケなどに行って気づいた変化なのか、そのイメージの根拠はよくわからないし、その背景に、ジャンプ世代が大人になって、親子で漫画を楽しむ人が増えてきたからなのかどうかもわからないけど、とにかく10年ぶりに漫画・アニメ熱が復活した自分が漠然と感じたことでした。そして、結局オタクとは何なのだ?という疑問が日ごろからあって、今回の展示に行きたくなった理由です(ということにしておこう)。

まぁ、もちろんこんな疑問に一つの答えはないし、どーでも良いといえば良いのですが(笑)。ちなみに、この日記のタイトルを「非御宅的」としたのは、「ワタシはオタクなんかじゃないわよ、ウキーッ!」という意味ではなく、アニメ・漫画の世界は奥が深く、ワタシはまだまだそこまで語れませんという、ある種「オタク」に敬意を表した意味でのタイトルでもあり、同時に、アニメ・同人の世界には、ワタシが理解できない分野がたくさんあって、そういう意味でのタイトルでもあったりします。ちなみに、自己突っ込みで使う「オタク」という言葉にあまり深い意味はありません。

結局、今回の「OTAKU」展で思ったのは、今の一般的な「オタク」のイメージを構成する要素=「アキバ・同人誌・フィギュア・萌え・美少女漫画・やおい」なのかなぁということです。皆さんはどの位、当てはまっているでしょうか・・・(笑)。機会があれば、岡田さんあたりが書いた著書を読んでみたいです。