萌えてはいけない

萌えてはいけない」というテーマのシンポジウムが、アキバの某所で23日に行われました。実は、ワタシはこれに申し込んでいたのですが、風邪のため泣く泣く断念・・・。というか正確には、風邪で前日二日とも休んでしまったため、新たに有給を取りずらかったという理由です。とても楽しみにしていたのに・・ナマの岡田斗司夫氏を観るのを←どんな生態なのか(オイ)。他にも夏目氏やいしかわ氏など、ほとんど「夜話」状態だったようです。後から知ったことですが、富野由悠季監督もいらっしゃったようで・・・。ち、チクショー・・・いいよ別にガンダムファンじゃないし・・・(負け惜しみ)。

なぜこのイベントに興味を持ったのかというと、ワタシ自身「萌え」という言葉が使えないからです。人が使っているのは構わないのですが、自分としてはどうにも抵抗が・・。それどころかほんの少し前は、男の人が美少女キャラを見て「萌え〜」とか言っていた日には、500メートルくらい後ずさりしそうな勢いでした。

でも「メイドカフェ」同様、「電車男」やオタクブーム(ブームなのか?)のおかげでこれだけオタクを取り巻くアイテムが公になるにつれて、ワタシの「萌え」に対する抵抗感も無くなってきました。でも、未だに自分で使うことはないですねぇ。

「萌え株」なんて言葉ができるくらい、もはやオタク市場は一大産業になっているようですが、これだけ表立って使われていること自体に、「萌え」という言葉の意味がちょっと薄れてきているのでは・・と感じるのはワタシだけでしょうか。そもそも「萌え」という言葉そのものに、オタク同士にしかわからない感情を共有する密かな楽しみ・・みたいな意味も含まれているのではないだろうかと思ったり。あ、でも・・言葉が広まっているからといって、その意味が知られているわけではないですよね。というか、ワタシ自身よくわかりません。「萌え」って何・・?みたいな。

イベントに行けなかった代わりに一人で議論してみたり・・(T-T)。